活動報告

ウェルカムハポン!夏祭り

日本・スペイン文化交流フェスティバル2019

 御礼とご報告


去る8月4日、当協会今年度事業「ウェルカムハポン!夏祭り」に400年前のサムライの末裔であるスペインのハポンさん達ご一行22名が当市を訪問され、「ハポンさん来日歓迎式典」及び、「ウェルカムハポン!夏祭り」を滞りなく終了いたしました。皆様には心よりお礼申し上げます。
つきましては、この度の事業に関しご報告申し上げます。

 

●米沢とスペイン大使館
8月2日東京スペイン大使館でのハポンさん歓迎会の席上において、支倉常長の生誕の地「米沢」が新任大使トレド様にも紹介され、大使館のツイッターにも、米沢とスペインコリアデルリオ市との交流が掲載されております。
また2月の日本政府観光局(JNTO)井上所長の米沢視察により、スペインの日本政府観光局ホームページにも米沢が紹介されております。

 

紹介ページのリンクはこちら→JNTOweb  YONEZAWA
 

 

●支倉常長歴史講座
米沢市民への支倉常長についての関心度アップと周知の為に開催した、講談協会元会長の神田 紫氏による歴史講座「日本初の外交官 支倉常長」の講談は分かりやすく、またコーヒーやチョコレートを持ち込んだ初めての日本人であることもご紹介した内容で身近に感じて頂けたようです。
東日本放送(テレビ朝日系)や米沢日報デジタルでは、映像で放映されました。

 

●ハポンさんたちの来日の感想
式典後の記者会見では、ハポンさんは皆口を揃え「光栄です」と答えられました。サムライの町米沢の「風土」を観光視察により体感し、サムライの末裔である自分たちの存在が改めて誇らしく思い、光栄という表現になったものと思われます。

 

●米沢市民との交流
夕方からの「ウェルカムハポン!夏祭り」は、市民との交流を企画しました。
食の交流では「米沢バル」と「スペインバル」を手作りで用意し祝杯をあげ、花笠音頭やフラメンコを共に踊り、ハポンさんの祖先の故郷での温かいおもてなしは、予想以上の感激とのことでした。クロージングは、スペイン民謡の「幸せなら手をたたこう」をハポンさんは日本語で、日本人はスペイン語で歌い熱く盛り上がり終了いたしました。
「また帰って来ます」と市民一人一人と握手し次の訪問地仙台へと旅立たれました。

 

●日本伝統文化の紹介
「ウェルカムハポン!夏祭り」では、市民のご厚意によりスペインの女性10名に浴衣一式を寄贈、浴衣姿でお祭りにご参加いただきました。また会場の能舞台 愛吾堂にて米沢金剛流の謡曲、続いて歓迎の花笠踊りのステージを楽しまれ、またおまつり広場では窪田甲冑クラブの甲冑着用体験でハポンさんの男の子が着用し練り歩きを楽しむなど、米沢の伝統文化にも触れ大変な喜びようでした。

 


この感動は、コリアデルリオ市長をはじめ、ハポンさんの社会にもネットで拡散されました。早速マドリッドのJNTOの番組でもハポン協会長がインタビューを受ける放送もあり、スペイン国にも大きな影響を与えております。

これからもスペインとの観光交流は、この度のハポンさん達の訪問を機に拍車がかかることと想定されます。今後とも皆様のご協力をいただけます様宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

■米沢日報デジタルで、イベントの記事が掲載されました。

【慶長遣欧使節団の末裔ハポンさんらが米沢市を訪問】

動画にてイベントの様子が見ることができます!

 

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